寂しそうに湖を眺める少年。
彼は、幼い頃母を病気で亡くし、
その後、父は彼と話してくれなくなり、
寂しい思いを抱えていました。
さらに追い打ちをかけるように、その村は何者かに焼かれ、彼の父も亡くなりました。
そんな孤独な少年は、次の人生では「王子」になっていました。
前回の続きです
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18才の誕生日パーティーの数年後…
彼は戦地へと向かっていました。
馬に乗り、兵を率いています。
崖の一本道を緊張しながら。
(次の場面)
敵国にやられています。
私は数名の護衛隊に守られ無事でしたが…
悔しい…何名も殺され…
その後、再度兵を組みなおし、こちらの勝利で戦いは終わりました。
そして敵国の兵士を、50人くらい仲間として率いれました。
(次の場面)
分裂が起きています。
自国の仲間と、私が率いれた(敵国の)元兵士との間で。
私はすぐ集会を開きました。
そして、こうスピーチをしたんです。
「共に進もう!」
みな、賛同してくれました。
優しく寛容な彼は、仲間からも信頼され、その後も幸せな人生を過ごしました。
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(前世の)孤独だった少年は、話す元気もなくなった父に気を遣い、声を掛けることもできませんでしたが、
次の人生では、誰を見捨てることもなく「共に進もう!」と声を発したのです。
前世の少年は、次の人生では見事に自分の思いを行動に起こしました。
前世の思い、業、カルマのようなものは、輪廻をするためのエネルギーになります。
そしてそのエネルギーを創り出しているのは、煩悩です。
そして私達はそろそろ輪廻を終わらすタイミングに来ているようです。
平たく言えば、「地球人として生まれ変わることはない」と言えます。
ですので、「思い残すことなく生きる」ために、業やカルマを終わらせ、今たくさんの体験をしているようです。
七海さんは、カウンセリングの時に「一人での苦しさがある」とおっしゃいました。
「心臓のあたりに強く残る思い」です。
それは、小学生の頃の思い出したくない出来事が原因かもしれません。
けれど、これはもっと深いところに原因があるように思えました。
そしていよいよ、その「思い」の原因となる前世が現れました。
続きはまた次回★
お読みいただきありがとうございました★